Brian Duffy @ The David Bowie Archive and (under license from Chris Duffy) Duffy Archive Limited
About DAVID BOWIE IS
<回顧展について>
2013年3月23日から英国ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A)で開催された、デヴィッド・ボウイの50年に及ぶ音楽活動の集大成的な大回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」は、チケットが売り出されるやいなや即SOLD OUT続出になる、V&A博物館至上最大級ヒットの展示会になった。そして先日、世界での動員数が150万人を突破し、再びV&A博物館の歴史を塗り替える記録を作ったばかりだ。
本回顧展は、初めてデヴィッド・ボウイ・アーカイブへのアクセスが認められ実現した。V&A博物館シアター・アンド・パーフォーマンス部の
学芸員ヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが監修し、ボウイの創作過程を探るだけでなく、50 年にわたるボウイのスタイルの変遷を詳らかに辿った。
南部ブリクストン生まれのデヴィッド・ボーイの幼少期の写真から、直筆の歌詞、オリジナル衣装、ファッション、写真、映像、音楽ビデオ、セットデザイン、ボウイ所有の楽器、ならびにアルバムアートワークを含む300点以上の貴重な品々が一挙公開された。展示されたものの中には、個人が所有していたものも提供され、まさに彼の活動50年を記念する一大イベントとなり、世界中からファンが足を運んだ。
この回顧展は、その後、ドイツ、フランス、カナダ、アメリカなど、世界を巡回し、ついにアジアでは最初で最後の開催となるかもしれない日本での開催が決定!2017年1月8日から東京・天王洲アイルの寺田倉庫で3ヶ月に渡るボウイ展が開催される。映画では、展覧会を見るだけでは見逃してしまいそうなポイントや展示物の詳細についてキュレーターが解説してくれる。リアルな展覧会はもちろん必見のイベントだが、それに合わせて予習・復習で本作をご覧いただくと、より深く展覧会を楽しめることマチガイないだろう。
<映画について>
本作は、V&A博物館でのクロージング・ナイトに撮影された。司会進行役には本展覧会のキュレーターでもあるヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが務め、ボウイのステージ衣装、歌詞などの創作活動に使われたメモ、ストーリーボード、ダイアリーなど、珍しい貴重な資料や当時の衣装などを巡りながら、それらについての意味合い・背景を興味深く語ってくれる。
また、クロージング・ナイトに登壇したスペシャルゲスト、日本を代表するデザイナー山本寛斎氏らが思い思いに明かすデヴィッド・ボウイとの秘話も必見だ。本作の監督はBAFTA受賞歴を持つ2012年ロンドン・オリンピックの生中継や第82回アカデミー賞の監督も手掛けたハミッシュ・ハミルトンが務めた。実際に回顧展を観るのとはまた別の味わいがあるドキュメンタリー映画に仕上がっている。
2015年1月に日本で超限定上映された本作は、メインの映画館では連日ほぼ満席を記録し、上映のエンディングでは客席から拍手が起こることもあるほど、ボウイ ファンの心を鷲掴みにした。
現在に至るまで、日本で1万人を超える人が鑑賞し、「何度でも見たい」と絶賛されているヒット作だ。
ちなみに、テレビ放映・ビデオ化は権利上の問題から予定がないので、唯一本作をお楽しみいただける映画館でぜひお見逃しなく。
<作品基本情報>
原題:DAVID BOWIE IS
監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
尺:98分 製作国:イギリス
言語:英語 字幕:日本語字幕あり
タワレコにて映画「デヴィッド・ボウイ・イズ」
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